少し前のApple Watchで物欲を満たしましょう。
理由をつけて。
ずっと使っている時計は、父から譲ってもらったものだ。結構古いもののようで、時折カチカチと異音が響くのが気になる。詳しい人に訊いたら、きちんと修理に出したほうが良いということだった。
問題は、修理に出している間の左腕だ。昔チープカシオが流行ったときに一個だけ買ってみたものの、時計自体の重量が全く無いせいか落ち着かず、すぐに外してしまった。時計にはある程度重量があったほうがいい。そして、どうせ買うなら自分が気に入ったものがいい。そう考えていたら、Apple Watchが最適解になっていた。
型落ちが気分。
欲しいと思ったときが買いどきとは、私の行動指針の一つだ。大手四社、すなわちヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ヨドバシカメラのうち、私はヨドバシのポイントを集めているので当然ヨドバシへ。
最新のSeries5と型落ちのSeries3が並んでいたが、迷わずSeries3を手に取り、購入の意志を示す。Series5は液晶が常時点灯だったり、素材が変わっていたり、色々とバージョンアップされているようだったが、そんなに沢山の機能は不要。
だから、Series3を…と思っていたら、売り切れていた。中国から届かない、と店員が申し訳無さそうに言う。自分の身の回りには(まだ)関係ないと思っていたコロナウィルスが、物流の方向から攻めてきた。今回はポイントを貯めることを諦めて、最寄りのApple Storeへ。ポイントが全く付かないのは悲しかったが。
買いました。
肝心の使用感だけど、実はまだ、付けて外出していないので分からない。腕時計として使うには、デフォルトで付いている白いゴムバンドは少しスポーティー過ぎる気がするからだ。Apple Watchの売りの一つはバンドが変えられることなのだけど、まだ買えていない。これからのお楽しみです。
すぐに自問自答。
大きな買い物をしたあとはいつもそうだけど、今回も「本当に必要だったのか?」と自問自答の中に落ちている。ずっと使っている腕時計から異音がする。修理に出したい。と念じていたら買っていたのだった。でも、自分のタスクリストやウィッシュリストにはこの数年間ずっと「Apple Watchを買う」と書いてあったし、おそらくそこまで悪い買い物ではないはずだ、と言い聞かせる。税込で2万円ちょっとだし。
これを買ったことで運動へのモチベーションが上がるはずだ。心拍数を取れれば、ランニングはもっと楽しくなると思う。今もiPhoneを持ち歩いてトラッキングはしているけど、もっとやりやすくなるはずだ。早く心拍数のデータが欲しい。でも、心拍数を取るだけならもっと安いスマートウォッチで良かったのでは?
でも、少し前の製品だから、税込で2万円ちょっとなら許されるはず。早く替えのバンドを買って、外出してみよう。シルバーのごく普通のバンドが欲しいと思っているけど、純正のものは1万円もするみたいなので、サードパーティ製も視野に入れている。うむ、いろいろ視野に入れていこうと思う。
つづく