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オズビジョンらしさってなんだろう?-ティール組織のイベントに参加してわたしが感じたこと―

こんにちは。オズビジョンの広報担当の畝本(あぜもと)です。

12月からオズビジョンで働き始めてあっという間に2か月が経ちました。
オズビジョンで働いてみると今までの会社人生ではあり得なかった場面によく遭遇します。例えば、オズビジョンの管理部門の会議には他社の方が見学にいらっしゃいます。他社の方が社内会議を見に来ることに最初はとても驚きました。
また会議の中や日常の会話の中でしばしば背景から細かく説明をしたり、会議の進め方自体をその場の全員で議論したり、全員が納得するまで何度も話したり、「そもそもわれわれのありたい姿とはなにか」など、急に哲学的な話をしたりします。そしてその答えが出るまでとことんみんなで話をします。
「え?そこまで戻って全部話すの?」とか「そこまでみんなで決めるの?」とか私はよく驚きます。
決して合理的ではないですよね?
それでも「そんなこと誰かが決めたらいい」とか「なんでもいい」とか言う人はいません。なんでなんだろうとずっと私の中で不思議でした。
 
私のモヤモヤを解消するヒントが2月5日に金沢工業大学虎ノ門大学院で開催された『ティール組織の人事ってどんなことをしているの? ~KIT修了生が経験した成功と失敗から学ぶ~』というイベントに参加して少し見えてきました。
このイベントは「ビジネス書大賞2019」経営者賞などを受賞したビジネス書『ティール組織(英治出版/2018)』の解説者・嘉村賢州さんと同書にて日本の事例として唯一取り上げられたオズビジョンの執行役員・事業推進部長の松田さん、KIT虎ノ門大学院・イノベーションマネジメント研究科教授の野村恭彦さんの3名が登壇しました。約100人の方が参加していました。

2月5日イベントの様子

イベントの内容は、嘉村さんからティール組織とは何かの解説をいただき、松田さんからはオズビジョンでの実践例を紹介するという形で進みました。赤裸々に成功例も失敗例もお話されていたこともあり、会場のみなさんはとても興味深く聞いていました。野村さんのファシリテーションのもと会場からのざっくばらんな質問にも答え、その日のイベントは終了しました。

このイベントの中で松田さんは今までを振り返って「ティール組織になろうとするというよりオズビジョンらしさとはなにかを考えてきた」ということを言っていました。

―オズビジョンらしさってなんだろう?―

イベントに参加してオズビジョン社内ではティール組織の特徴の1つである「存在目的」を常に問い続けていることに気付きました。「存在目的」とはメンバーが「この組織は何を実現するために存在するのか」「何のためにこの職場にいるのか」を常に探求している状態のことです。これを当たり前にできているのが、オズビジョンらしさなのかもしれません。

そういえば、採用面談のとき「いい会社なんだけど誰にでもおすすめできる会社じゃないのがオズビジョンなんです」と言っている方がいたり、「面倒くさいこともあるのがオズビジョン」と話す方がいたりしたことを思い出しました。きっとこの「オズビジョンらしさ」なるものがこの方々のこの言葉の裏側にはあったのではないかと推察します。

一方で、まだまだ「オズビジョンらしさ」のわからない私にとっては不思議な出来事の連続です。合理的ではないけど、みんなでとことん納得しないと前に進まない。頭では理解できているけど、いざその場面になるとやっぱり不思議な感じがします。仕事ってやっぱり合理的なことを優先したくなるじゃないですか。
でもこのプロセスを経ることで、会社のことが自分ごとになるのかなとも思います。きっと会社のことを自分ごとにしていくことが“単なる仕事ではなく自分自身がファンになれること”をしていく第一歩だから。わたしもまずはこのプロセスを楽しみつつ慣れるところから始めてみます。

今後も「オズビジョンらしさ」という不思議な出来事について書いていきたいと思っています。

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