フリーランス人事の歩き方 第2回「なぜこのような働き方に至ったのか」 | OZ MEDIA | OZVISION - 株式会社オズビジョン

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フリーランス人事の歩き方 第2回「なぜこのような働き方に至ったのか」

みなさん、こんにちは。「フリーランス人事の歩き方」の第2回のテーマは「なぜこのような働き方に至ったのか」です。僕の働き方の詳細は、第1回の記事をご確認ください。

どのような契約形態なのか?

オズビジョンと僕の契約は、ハーフランス制度と呼んでいます。一般的に業務委託契約は期間を定めますが、僕は期間の定めのない業務委託契約です。契約の条文は、こんな感じです。

本契約の有効期間は、甲(オズビジョン)の掲げるビジョンやミッションに乙(僕)が共感し、その達成に尽力したいと願い、その意思を甲乙共に確認できる期間とする。1

オズビジョンでは完全自律型勤務制度という時間や場所に囚われず、自律した働き方ができる仕組みがあります。労務的にはコアタイムがないフルフレックス制度で、月の所定労働時間に満たなくても欠勤控除をしない設計です。極端に言えば、月に1分でも働けば、給与が満額支給されます。

一般的な会社からするとぶっ飛んだ制度と思いますが、これでも労働基準法の限界があります。残業をすれば割増賃金が支払われ、休日や深夜も自由に働くことができません。成果に対して報酬を払うのであれば、いつ働こうが、どれだけ働こうが、あるいは働くまいが自由であるはずです。このような時間的な制約を取っ払うには、雇用契約ではなく業務委託契約に切り替える必要がありました。

フリーランスを選択することで自分を追い込んでみた

また、僕自信が成長をし続けるためには、多様な組織課題に取り組む必要があります。オズビジョン専属では経験も限られるので、並行して2、3社の支援をさせて頂くことが、能力向上につながります。その学びをオズビジョンに還元し、逆にオズビジョンの経験を他社にもお届けすることで、あらゆる組織が良くなっていくことを目指しています。オズビジョンは副業も認めていますが、プロとして成果にコミットする意識を高めるために、フリーランスの道を選択しました。

僕がフリーランスを選択した背景が伝わりましたでしょうか。次回は、社外の人と一緒に進めている、理想の組織デザインについてお話をさせていただきます。

脚注1: 法的に問題ないことは弁護士に確認済みです。

松田 光憲

1977年生まれ
千葉県船橋市出身

フリーランス人事, 中小企業診断士
MBA in Innovation Management

大学卒業後、システムエンジニアからスタートしたキャリアが、上場準備を契機に管理部門へシフト。その後2社で2度のIPOを経験。

社会人大学院の修了に合わせて組織開発の実践の場を求め、『ティール組織』に日本企業で唯一紹介された株式会社オズビジョンに参画。

フリーランスの執行役員、事業推進部長としてバックオフィス全般を管掌しつつ、ワクワクした組織づくりを担当。趣味は組織と人に関する探求。尊敬する人物は大門未知子。

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