要らないモノをポイントに変えよう〜ポレットのモノチャージ体験記〜
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ずっと、要らないものを処分したいと思っていた。すこしスピリチュアルな話になるけれど「不要なものを減らすと必要なものが入ってくる」というのをよく見る。しかも、3月の星占いを見たらラッキーな行動に「モノを捨てる」の文字があった。今しかない。
しかし、どうやって処分したらよいのだろう。フリマアプリは二度ほど出品したことがあるけど、コミュニケーションに気を使うし、何より発送が面倒くさい。
古着屋に売りに行くにも量が多くて重たいし、査定の間は手持無沙汰になる。あと、処分したいものが電化製品に洋服、雑誌や本・・と多岐にわたっているために「どれをどこに持って行くのか?」というところから考えなくてはならず、ずっと保留になっていた。
そんな中でポレットを知った。
もともとは色んなポイントをひとまとめに出来るサービスだというが「モノチャージ」が気になった。段ボールに不要品を詰めて送ると、クレジットカードとして使えるポイントに変わるという。これはよさそうだ。
現金ではないけど、1ポイント1円で使えるのならほぼ現金のようなものだ。買取例として示されているイラストでNintendo Switchの買い取り額が少し安いのが気になったが、粗大ごみを出すのにもお金を払う時代だ。電化製品も洋服も本も、送料無料でまとめて送れば買い取ってくれる、というのはなかなか気前がいい。
しかしまずは、どんな額で買い取ってくれるのかを知りたい。今回はそこまでブランド品は入れず、あくまで「本当に処分したかったもの」にした。古いゲーム機やもう使わない腹筋ローラーなど、街の中古品屋ならお断りされそうなものたちだ。入れたものは本当に不要品だから心が痛むけど仕方ない。
物を送ると、程なくして査定完了とアプリに表示された。次は本人確認だ。今までも何回か物を売ってきたことがあるけど、免許を持っていないので保険証で手続きしてきた。しかし、今回は保険証が使えないという。なんてこと!はやく査定結果が知りたいのに。
こうなったら、最速で発行できる写真付き身分証明書ことパスポートを作るしかない。海外旅行に行く予定は全くないし、海外に行ったこともないのにパスポートを作ってしまった。
写真をアップロードし、本人確認を待つ。数日して「査定結果をご確認ください」の文字が出た。おそるおそる開いてみると、46点送って1469円。まずまずの結果だと思う。その品数で?と思われるかもしれないが、送ったものは本当にガラクタに近い物なのだ。
私は学生時代、ゲームの中古品を扱う店でアルバイトをしていた。だから、何年も前のゲーム機本体、しかも箱なしなんて10円ぐらいの価格しかつかないことを知っている。ゲームソフトもそのぐらいだったと思う。
今回は、それらを寄せ集めたもので1000円を超えている。これは嬉しい誤算だった。一番処分に困っていた古いスキャナは、ずっと部屋の片隅にあったけど、ようやく処分出来た。おそらく「要らない」と思ってから、5年はゆうに経っている。
ポイント目当てでチャージを行うならかなり微妙な金額だと思うけれど、大掃除として見るならかなり割がいいと思う。
とりあえず、私は目指せ5000ポイントというところかな。