「平均勤続年数が長い会社」第1位は26.5年の京阪電気鉄道さん。オズビジョンの社員はどれくらいで辞めるのか?
2019.12.20
東洋経済さんの少し前の記事で「平均勤続年数が長い会社」ランキングTOP300が発表されていました。
第1位はなんと、平均勤続年数26.5年の京阪電気鉄道さん。長ければ良いというものではないと思いつつも、きっと働きやすい会社ということですよね。ということで、オズビジョンはどうなのか、勤続年数を測ってみました。
オズビジョンの社員はどれくらいで辞めるの?
このグラフはX軸に日ごとの時間の経過、Y軸に生存率をとり、時間の経過とともに変化していく生存率を表しています。
入社から約200日(約半年)を過ぎた頃から1年経過するまでに約25%が退職し、2年を迎える頃にさらに15%、入社後3年(約1,100日)でさらに20%と、約3年で60%が退職することがわかります。3年を過ぎると傾きが落ち着き、退職率がぐっと下がります。
入社年次で違いはあるのか?
次にこの傾向は入社年次で差があるのかを調べました。2015年、2016年、2017年、2018年の年次で比較したのがこのグラフです。(2019年入社は退職者が出ておりません)
2017年、2018年は、約200日を過ぎた頃から退職が発生しています。特に2018年は約1年で70%が退職しています。一方で、2016年は760日(約2年)、2015年は980日(約3年弱)まで退職が出ていません。なぜこのような差が生まれたのでしょうか?
採用人数はどうだったか?
年次別の採用人数のヒストグラムがこちらです。
これを見ると、退職率の差は採用人数を増やしたことが影響しているようです。採用を急ぐあまりマッチングが上手く行かなかったと言えそうです。とはいえ、2019年は採用数を増やしても退職が出ていません。これは社内にいるのでわかるのですが、採用フローを整備し、マッチ度を高める改善をした効果と言えます。
まとめ
- オズビジョンでは、3年を過ぎれば長く働き続ける傾向がある。
- 採用数を増やした年は、マッチ度が下がり、退職までの期間が早まった。
- 2019年は採用を増やしたが、退職が出ていない。採用フローの改善が効いていそう。
このようにデータを可視化すると成果も客観的に評価できますよね。勤続年数の推移から、試行錯誤し続けるオズビジョンが垣間見えたかなと思います。ちなみに、平均勤続年数は4.06年でした。
来月のオズビジョンを測るもお楽しみに!