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スーパーマンみたいな上司〜はたらく猫耳さん〜

転職したばかりの猫耳さんが、今まで働いてきた会社のことを素朴にふりかえります。

再び、庶務になる

3社目の面接を受けたとき、「カスタマーサポートか庶務、どちらの可能性もある」と聞かされた。自分の経歴上そうなるのは分かっていたので、どちらに適性がありそうか御社で決めてほしい、と話した。その後晴れて内定をもらったのだが、そこには庶務と書いてあった。

上司と出会う

ポジションは同じだったが、2社目とは違って上司がいた。同じ仕事を受け持っている上司は、自分が今まで働いてきた中で一番「仕事が出来る人」であった。転職をした今でも、やっぱり仕事が出来る人だったと思う。

スーパーマンみたいな人

一人で何役もこなし、新入社員の私の面倒も見、当時取り組んでいたプロジェクトも色々と調節しながら最後には成功させてしまう。こんな凄まじい人と私は一緒に仕事するのか。持っている仕事が膨大だったので、私はアシスタントのような役割をやっていくことになった。

すごい人いるなあ!

色々な部署との連携

前職では存在しなかった情報システム部門や総務、経理や法務とのやり取りが発生し、そのたびに遠く離れた席まで行くのは楽しかった。他部署に顔見知りが出来ると、仕事がやりやすくなった。気楽になにかを相談できる人間がいたほうがいい、というのはここで学んだ。

部署を横断するのって大変なんだ…

コミュニケーションって、むずかしい!

一人で仕事をしていた前職とは違い、なにかミスをすると誰かに迷惑をかけるということも改めて学び直した。とにかくミスをしたときにはチャットではなく対面で直接謝りに行く。そういうことも、上司に教わった。

依頼と謝罪はSlackじゃなくて対面で。

なんでも屋志願

色々と仕事をこなす中で次第に自分の仕事が何なのか分からなくなっていた。庶務とは果たしてこんなことまでやるのだろうか?しかし上司がふと、笑いながら「ま、こういうなんでも屋みたいなのもいいでしょ?」と言ったのだ。毎日やる仕事が違うのって楽しいよ、と。

こんなに色んな人と話すのって、久しぶりだ!

ちょっと続けてみるか

そうだな、と思い直す。毎日やっている仕事に意味は見いだせなかった。ここでも大層な意義は見つからなかったが「なんでも屋」と笑う上司が精力的に働いているのを見、少し奮起して頑張ることにしたのだった。

2社目よりは短いけど、1社目よりは長く働くことになる。

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