【レポート】旅行に強いポイントサイト「ハピタス」調べ 「今後もし旅行にいくとしたら?」→「家族、1泊、十分なコロナ対策、自家用車、まったり、時期は秋頃」
「旅行に強いポイントサイト(※1)“ハピタス”」を運営する株式会社オズビジョン(東京都千代田区、代表者:代表取締役 鈴木 良)は、本年7月に「旅行に関するアンケート」を実施致しました。緊急事態制限解除による移動制限の緩和、「Go To トラベル キャンペーン」の開始など旅行を取り巻く状況は変化しております。「このような状況下で、今後もし旅行をするとしたら、具体的にどんな内容が適切か?」を探るべく、ハピタスを活用して「よりお得に」「より賢く」旅行の予約や手配などをして楽しんでいるユーザーのみなさまに伺った結果をご報告申し上げます。
新型コロナウィルスの収束が未だ見えにくい昨今、今年のお盆では限られた範囲での旅行に留まる傾向が見られたなど、リアルな消費者意識ではどのような旅行が適切と考えられているか、という実態が伺えるものかと思います。報道関係者の皆さまなどの状況把握の一助になればと存じます。
(※1)ハピタスは、マーケティングソリューション事業、ECソリューション事業の代表的企業であるバリューコマース株式会社が主催する2019年度「バリューコマース年間表彰」において、「ショッピング・オークションの部」及び「旅行の部」にて「バリューコマースMVP(Most Valuable Partner)」を受賞致しております。2019年のハピタスにおける旅行関係の年間取扱高は約270億円となっており、企業系列にとらわれることなく、旅行の予約などに頻繁にご利用いただくサービスとなっております。
■アンケート概要
・実施期間:2020年7月14日~19日
・アンケート回答者:半年以内にハピタスをご利用いただいた実績のあるユーザー様
・アンケート配信方法:WEBアンケート
・アンケート配信数:2万5000
・アンケート回答数:1467(回答率5.9%)
「いまはまだ旅行は考えにくい」と6割以上の方が思っている
「今後国内旅行に行く予定がある、もしくは行きたいと思っている場合、いつごろと考えているか?」という設問6に対して「予定はない」とお答えになった方は61.8%となりました。現在の状況からすると、旅行に出かけることを考えること自体が少し難しいとお感じになっていることが垣間見られました。
「Go To トラベル キャンペーン」の詳しい内容は半数近くの方がよくわかっていない
「Go To トラベル キャンペーンをご存知か?(旅行の予定がある、もしくは行きたいと思っている方へ)」という設問7に対して47.5%の方が「キャンペーンの存在は知っているが内容まではまだ把握していない」とお答えになりました。一方「内容も知っている」とお答えになった方は50.9%となり、キャンペーンの詳細まで理解している人はおおよそ半数であることがわかりました。
「Go To トラベル キャンペーン」がお得であること自体は評価されている
「Go To トラベル キャンペーンは旅行費用の補助がなされるものだが利用したいと思うか?」という設問8に対して88.9%の方が「利用したい」とお答えになりました。旅行に行く際にお得になるという施策の価値そのものは評価されていることがわかりました。
「もし仮に行くとしたら」という前提での適切な旅行のイメージは「家族、1泊、十分なコロナ対策、自家用車、まったり、時期は秋頃」
さらに各設問のお答えから「このような状況下で、今後もし旅行をするとしたら、具体的にどんな内容が適切か?」について以下のような傾向がみられました。
①同伴者は「家族」に限って。友人、同僚、団体などは考えづらい。・・・7割弱
②せっかく行くのだから「居住地以外の都道府県に泊まりあり」で。・・・7割強
③ただし宿泊数は「1泊、多くて2泊」まで。・・・約5割
④宿泊先は「新型コロナ対策が十分に講じられている宿」であること。・・・考えられる全ての対策が講じられることを希望
⑤移動手段は安全が確保しやすい「自家用車」で。・・・5割強
⑥望むのは「温泉を中心にグルメ堪能やまったりとした滞在」など。アクティビティはそれほど望まず。・・・5割強
⑦肝心の時期は状況次第だが「少なくとも今ではなく秋(10月~11月)」ぐらいか。・・・行きたい人の25%
①~⑦の傾向の詳細は以下のとおりです。
①「旅行に行く際の同伴者は誰を想定しているか?」という設問9に対して68.0%の方が「家族」と答えになりました。当面はご家族以外の旅行については考え辛いという結果となりました。
②「どのような国内旅行をお望みか?」という設問10に対して73.0%の方が「居住地以外の都道府県に宿泊を伴う旅行をしたい」とお答えになりました。「居住地都道府県内での宿泊を伴う旅行」も含めると90.3%が「宿泊」を望んでいらっしゃいました。せっかく行くのであればやはり宿泊を伴う旅行を期待している傾向が見られました。
③「何泊ぐらいを想定しているか?(宿泊ありの旅行を希望している方へ)」という設問11に対して約半数の49.3%の方が「1泊」とお答えになりました。「2泊」とお答えになった方は32.9%となり「1泊」と「2泊」を合わせると8割以上の方が「1泊」もしくは「2泊」を想定なさっています。
④「宿泊先の新型コロナ対策についてチェックしたいのはどんなことか?(宿泊ありの旅行を希望している方へ)」という設問12に対しては、消毒の徹底、マスク着用、消毒液の設置といった基本的な対策に加え、部屋食や貸し切り風呂の有無など旅行ならではの対策も広く希望していることがわかりました。考え得る対策は全て実施している安全な宿泊先を望んでいることがわかりました。
⑤「旅行の際の交通手段は?」という設問13に対しては50.4%の方が「自家用車」とお答えになりました。「レンタカー」とお答えになった方も5.4%となっており、同伴者以外との接触が比較的少ない車での移動をお考えの方が半数以上となっていることがわかりました。
⑥「旅行の目的は?(やってみたいことは?)」という設問14に対しての回答はやや分散しましたが、選択が多かったものから順に「温泉」31.6%、「ご当地グルメ(を楽しむ)」12.1%、「ホテルや旅館での滞在」10.4%となりました。あわせて54.1%です。ビーチで楽しむことやトレッキング、あるいはテーマパークといったアクティビティよりも、いわゆる「まったりを楽しむ」という傾向があることがわかりました。
⑦肝心の「時期」についてはクロス集計を実施しやや詳細な分析を試みました。設問10で「居住地以外の都道府県に宿泊を伴う旅行をしたい」とお答えになった方(前述の通り73.0%=409回答)が、「時期はいつごろか?」という設問6においてどれを選択しているかを調べたところ、「秋ごろ(10月~11月)」を選択なさった方は26.2%(=107回答)と最も多いことがわかりました。あくまで傾向の範囲ではありますが、「旅行するにしても今ではなく状況が見えてくるであろう秋ごろになるのではないか」とお感じになっていることがわかりました。
■アンケートへの当社の所感
都道府県間の移動が解禁となり、「Go To トラベル キャンペーン」が開始されている現在ではありますが、ハピタスを通じてお得に賢く旅行をお楽しみになるという「旅行をリアルに捉える傾向でいらっしゃる実需消費者」であるハピタスユーザーさまのお気持ちは「今はまだ自由に気の向くままに旅行をするという時期ではない」と読み取らせていただきました。
時期、同行する人の範囲、宿泊数や交通手段、宿に求める対策、旅先での楽しみなど、新型コロナウィルス感染拡大の収束が見えないなかで「仮に旅行するとしても、慎重に限られた範囲や内容での旅行とし、自らが感染することや感染させてしまうことに最大限の注意を払うことを前提とした旅行を想定」なさっていらっしゃいます。
一方で、その前提を踏まえた上で、旅行を通じてリフレッシュしたいというお気持ちも感じることとなりました。費用の補助がなされる「Go To トラベル キャンペーン」そのもの評価は決して低いとは言えず、一定の安心が期待できる時期に旅行する際には利用したい、というお気持ちを感じました。
「旅行に強いポイントサイトハピタス」は、今回のユーザーさまのお気持ちをしっかりと踏まえた上で、今後の状況を注視しつつ、「旅行」などに係るさまざまな企画を、時期などを見定めご提供申し上げる予定です。
■アンケート結果詳細
このニュースに関するお問い合わせは、
株式会社オズビジョン 広報担当まで
E-mail pr@oz-vision.co.jp